足裏は日常的に体重を支え、地面との接触や歩行中の圧力に耐えなければなりません。このため、足裏の皮膚は他の部分よりも厚く、硬い角質層が発達しています。
<足裏と他の一般的な部位の角質層の厚みの違い>
足裏: 約1.5〜2.5ミリメートル
手のひら: 約0.4ミリメートル
顔(特にまぶた): 約0.1ミリメートル
足裏の皮膚が他の部位よりも厚いことで、外部からの圧力や摩擦に対して有効であるといえますが、これらの特徴により、足裏が硬いことが原因で角質が厚く、硬く、角質の間に雑菌などが繁殖し、嫌な匂いの元にもなってしまいます。
特に硬くなってしまった足裏には、「弱アルカリ性」の軟化剤を使ってケアするのがおすすめです。人の皮膚はもともとpH4.5~6ほどの弱酸性ですが、弱アルカリ性の軟化剤を使用するこで、短時間で皮膚をやわらかくすることができるからです。
フットサロンや、ケアサロンなどでプロに角質除去をしてもらったあとは、自宅でもローションやクリーム等で保湿をすると、足裏の柔らかさがキープできるので、おすすめです。