ネイルサロンやフットケアサロンで実施される皮膚周りのケアにおいて、
強アルカリ性の角質軟化剤が用いられる場合があります。
成分表示に、水酸化Naや水酸化Kなどが記載されている場合、その軟化剤は皮膚刺激性の高い強アルカリ性の角質軟化剤である場合が高いと考えられます。
水酸化Naや水酸化K等が含まれる強アルカリ性の角質軟化剤は、安価で角質の軟化効果に優れるため、短時間でケアを必要とするサロンで好まれて使用されることがあります。
しかしながら皮膚の角質細胞間脂質(セラミドやコレステロール)が乳化し、肌の保湿・バリア機能に重要な脂質成分を失ってしまう可能性があります。
自身の体調や免疫力によっては、過敏に反応することもありますので、それらの成分が配合されている製品を避ける等をして、対策をとることも大事と言えます。
