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猫コラムは化粧品にまつわる豆知識や、
日々の研究情報、皆様にとって役立つあれこれを、
猫タイムで掲載しますので、どうぞご覧ください。
研究員 田中久生
ノンサンディングは爪に優しい!?
「ノンサンディングは爪を削らないから、爪に優しい」という表現をよく耳にします。 この表現は、ネガティブな印象を与えず、良いイメージを持たせる言い回しです。確かに、サンディングとはジェルネイルを施す前の準備段階で行う工程の一つで、バッファー(爪やすり)を使って爪の表面を削る作...
研究員 田中久生
ジェルの接着・密着を考える上で大事な要素
・爪の材質や化学的性質 爪=タンパク質 酸性モノマー&適切な光によって化学的な接着力が得られる ・爪の機械的強度 個人差により、大きく異なる(薄い/ ダメージ/乾燥/爪の形態) ・爪の表面状態 平板状の角質細胞に覆われているが、均一状態ではない、部分的に剥離や構造の乱れがあ...
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話題の回収ジェルネイル
消費者庁のホームページにリコールの情報が記載されていました。 https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000032556&screenkbn=01 普段お使いのサロンさんにとっては、大変なことだったとお察しし...
研究員 田中久生
ジェルオフ時の指先保護
指先の皮膚の保護を目的に、オフの時にオイルを使用するという方も多いのではないでしょうか。皮膚の保護のためにオイルを塗布するのは良いアイデアだと思いますが、ワセリンのような高粘度油剤は指先に残りやすく、ジェルの密着に邪魔になり好ましいとは言えません。ハンドクリーム等であれば、...
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手袋の信頼性
ネイルサロンやフットケアサロンで、ラテックスやニトリルなどの手袋を使用して施術をすることがあるかと思います。果たして、それらの手袋は、ジェルや溶剤に対してどの程度保護性があるものなのか、調査データを探ってみました。 これまで、保護性を高めるために、「二重にすると良い」「より...
研究員 田中久生
爪のサンディング
サンディングは爪を削り、ダメージを与えるから「悪」という考えから、ノンサンディングでの施術を推奨するブランドは数多くあります。確かにサンディングは爪を削る行為ではありますが、爪表面の汚染物質を除去し、脆く剥がれやすい爪表面を新鮮にするという好ましい効果もあり、ジェルの「もち...
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アセトンは悪?
ジェルネイルをオフする際に使用するアセトンは、短時間でジェルをオフすることには優秀である一方で、爪や爪まわりの乾燥を激しくさせるマイナス面はあります。ところがそれを意識するあまり、「アセトンを使用しません」という謳い文句で、ジェルを削ってオフするサロンも最近では増えてきてい...
研究員 田中久生
強アルカリ性の角質軟化剤
ネイルサロンやフットケアサロンで実施される皮膚周りのケアにおいて、 強アルカリ性の角質軟化剤が用いられる場合があります。 成分表示に、水酸化Naや水酸化Kなどが記載されている場合、その軟化剤は皮膚刺激性の高い強アルカリ性の角質軟化剤である場合が高いと考えられます。...
研究員 田中久生
ジェルの硬化と光の強さ
ジェルネイルはジェル専用ライトで硬化させますが、ライトには 「光の強さ」と「照射時間」 の2つの因子があり、強い光で短時間と、弱い光で長時間であれば光の総量は変わらないのでどちらでも良いような気がします。しかし、ジェルのような光重合反応は、光が弱いと時間をかけても硬化度は上...
confesta2
そのジェルネイル、特許侵害してませんか?
最近、ジェルネイル製品に関して特許侵害をしている製品が多く見受けられます。 OEM で製造依頼をする際には、依頼元の会社、製造メーカーだけでなく、イメージタレントとして広告宣伝する方も、この点をきちんと理解しておく必要があります。 <特許侵害とは>...
confesta2
ジェルネイルが洋服についてしまったら??
ジェルネイルは、LEDやUVの光によって硬化されますが、硬化前のジェルはベタベタしていて水やハンドソープで洗い流しても、なかなか簡単に落ちてくれません。 ネイルクレンザーや消毒要エタノールなどで落とすことができますが、 対象物によっては素材そのものも痛めてしまうこともありま...
confesta2
足裏ケアのススメ
足裏は日常的に体重を支え、地面との接触や歩行中の圧力に耐えなければなりません。このため、足裏の皮膚は他の部分よりも厚く、硬い角質層が発達しています。 <足裏と他の一般的な部位の角質層の厚みの違い> 足裏: 約1.5〜2.5ミリメートル 手のひら: 約0.4ミリメートル...
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